今月から新年度が始まりました。

かなりのやんちゃで、自己主張が強く、すぐに喧嘩になって手が出る、話を最後まで聞かない、待つことが苦手で落ち着きがない…

この状況は、前からわかってはいたけれど、実際に担任となると、想像を遥かに超えていて、初日から心折れました。

私が担任じゃない方が良かったのではないか。と。

去年まで私が担任していた一つ下のクラスはほとんどの子が落ち着いていたので、新年度も変わらずに落ち着いていて…。

"下のクラスの方が落ち着いている"

それが、私にとって、かなりのプレッシャーになっています。

彼がいてくれたらもう少し頑張れたのに。って思うと保育中なのに涙がこみ上げてきてしまってほんとうに辛かった。

でも、だんだんと私も慣れてきて、子ども達も落ち着いて過ごせる時間が増えてきました。

もう、私には手に負えないと思った初日に比べたらこの一週間ちょいでかなりの成長だと思います。スロースタートですね。

昨日はピアニカの練習があり、個人練習中に1人の男の子が"難しくてうまく弾けない！！"と悔しくて泣きそうになりがら怒って練習していました。

一緒にそばについてゆっくり弾けるようにリズムを口ずさんであげると、間違えずに弾くことができ、少しホッとしていた様子でした。

私がその場から離れた後も必死に練習していました。

しばらくすると、「先生！1人でも弾けたよ！！」と、とっても嬉しそうな顔で教えにきてくれました。

「すごいね！！頑張って練習したからだよ！良かったね！」とたっぷり褒めると満足そうに自分の席へ戻って行きました。

やりたいのに思うようにできない。できないならやらなくていいや。ではなく、諦めないで練習する姿を見て、私も嬉しくなり、私も頑張らなきゃな！と思いました。